千分の一運動 4パーミルというのは、2015年12月1日、COP21が行われた際に、フランスとペルーが提唱しました。
強力な台風や、異常な降雨、夏の高温などの気候変動の大きな原因になっているのは、人間の活動から発生する二酸化炭素が、地球の大気に蓄積して、温室のように熱がこもってしまったからです。
土に含まれる二酸化炭素を一年に0.4%づつ増やしていく、もしくは地表30-40センチの土の二酸化炭素を年4%増やしていくと、世界で増えていく二酸化炭素を逆に減らしていくことができるという考え方です。
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)でも、土地の使い方が大切である報告をしています。
4パーミル二酸化炭素を増やす方法としてはいくつかあります。
1.森林伐採をへらす。
2.土に二酸化炭素を多く含むように化学的な肥料から、有機的な肥料に移行する。
3.家畜の牧草を管理し、草を食べつくして土地がむき出しにならないようにする。
4.家庭から出る有機ごみをリサイクルする。
植物が育っている土の下には、多くのバクテリア、微生物、ミミズが植物を分解し、植物の
根の近くには水分があり、二酸化炭素を保っています。
化学肥料を使い続けるとバクテリア等が減り、土が二酸化炭素と水分を含まなくなってしまします。
有機の肥料にすると、土の養分が増え、作物の収量も増えます。
米国でもトウモロコシの畑で、収穫後に茎や葉を畑に残したままにする農家さんが、化学肥料の肥料が75%削減できたとか、金銭面でもよいことがあるようです。
ハワイでは地域でぼかしをいれた生ごみをを集めて、また野菜がつくれる土を作って戻すところがあるそうです。
”Bokashi is magic” 生ごみのにおいが消えて、ぼかしは魔法だというのを聞いて、それって日本のぬかで作るやつじゃない?と思って、自分もぼかしを買ってきました。
このところ暑さでコバエが発生するので、東京ででた生ごみを二重の袋にいれて冷蔵庫で保管して、週末ごとに千葉の畑に持っていきましたが、ぼかしを使うと臭わなくなるのを期待しています。
それから、庭の樹木を伐採したあと、短くしてごみに出していました。
千葉では、大量の枝を焚火で燃やしていました。
でも、これって、畑のカバーに使えないかと思って、今日枝の粉砕機を注文しました。
太陽光で電気は無料なので、100Vの電動にしました。
粉砕機でウッドチップを作ったら畑がどうなるか、楽しみです。
4 Per 1000
Please look at the official Youtube video of the website
https://www.youtube.com/watch?time_continue=11&v=AY9YVwJZDvw&feature=emb_logo
Every year, 30% of this carbon dioxide (CO2) is absorbed by plants thanks to the photosynthesis process.
Global soils contain 2 to 3 times more carbon than the atmosphere.
If this carbon level increased by 0.4%, or 4 ‰ per year, in the first 30-40 cm of soil, the annual increase of carbon dioxide (CO2) in the atmosphere would be significantly reduced.
This is what the 4 per 1000 Initiative proposes, soils for food security and climate.
The increase in the amount of carbon in soil contributes to:
- not only stabilise the climate
- but also to ensure food security, i.e. to provide food in sufficient quantity
https://www.4p1000.org/
This is Bokashi, a magic powder to sprinkle on unused food to recycle.
Bokashi is made of rice or wheat bran, EM-1, molasses and fresh water.