2012-02-13
みどりの未来、第4期総会
みどりの未来の総会に出席した。民主主義というのは、大変な苦労が伴うことを実感した。
脱原発を、漸次行うという、議案について、漸次ではなく、即時停止、即廃炉を目指すべきという、切実な訴えが、福島からきた女性から上がった。
現地と東京では、温度差があるという。
オープンに議案に対する、質問を受付けているのだが、関係ない話題を長々と話す人、進行が悪いと、延々と苦情をいう人。
特に年配の人に、説教調で、組織や出席者への批判を、大きな声でする人など、耐え難いときもあった。
一方、専門的な知識があり、建設的な意見の人、本当に地方や、被災地で、頑張っている人、若者や、幼い子供を持つ母親とネットワークを作り、支援活動をしている女性など、立派な参加者も目立った。
そのうち、組織の在り方、仕組みがわかっていくと思うが、今日は、アウェイの気分だ。
中沢新一や、ほかの脱原発のグループと、もっと共同で選挙に臨むほうが、多く得票できると思うのだが、多くの会員が、
国会議員を輩出して、正式な政党になりたいと思っている一方、富裕層への課税強化、ベーシックインカムといった、貧困層重視であり、
緑の政党に、脱原発と、環境党としての期待をしている人は、がっかりするところがある。
多くの浮動票が、環境と、次世代を考えた新しい政党を待望しているのに、みどりの未来の執行部は、
そんなに無理して国政にでなくても、とか、社会的平等を譲ってまで、新しい会員を増やさなくても、と考えている。
やはり、ここでも新入りの会員とは、温度差がある。
そうはいっても、社会的に緑の党が注目されつつあり、みどりの未来が招待した、
TBS のカメラが入ったり、東京新聞など、複数のメディアが取材に来ていた。
執行部に働きかけて、新しい会員が、もっと意見を言えるよう、環境を整えないといけない。
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