2015-08-11

ソーラーシェアリングは地球を救う

二ヶ所の発電所で草取りをしていると、時々近所の人が声をかけてくれる。とれたての落花生、枝豆、ナスなどをいただくこともある。
耕作が大変なので、うちの畑で発電してみないかという話もある。
盆踊りに寄付をしてほしいとか、川狩りの後の宴会に招待されたり、なんだかお付き合いも広がってきて楽しい。
二カ所も発電所を作ったので、もう資金はないけど、今度はソーラーシェアリングがやってみたい。城南信用金庫にお願いしてみようかな。
伊豆の国市のソーラーシェアリングは、里芋も、稲も、良い収穫量で、むしろ里芋は少し陰った方が良いので、大変豊作だったそうだ。一反で米が8.5俵の収量も見事。
そして、千葉のいすみ市のブルーベリー農園では、今年ソーラーパネルを設置したら、いつもより立派な木になって、沢山収穫できたそうだ。
旦那がドローンで撮影していたが、見事なブルーベリー農園だった。
今年のように、連日の猛暑だと、むしろ上にソーラーパネルがあって、少し影がある方が、植物にとっても生きやすいのかも。
山の木々を伐採し、メガソーラーの野立てをする光景に、心を痛めていたので、これからは、一反 50kwくらいの規模で、ソーラーシェアリングを推進していきたい。
過疎の農村でも、太陽光発電の収入と、作物の収入がダブルで入るソーラーシェアリングは、若者誘致の可能性がある。
連日の暑さで、リモコンや、散水スイッチなど、電池が液漏れして交換した。
基本的に電池は暑さに弱いから、涼しい地中に防空壕を掘って、そこに蓄電池を格納するのはどうだろう。地下で蓄電、地上では農作物、空中では太陽光発電と、3層で土地を有効活用出来る。

太陽光発電と農業


千葉で最初に60KWの太陽光発電所を作って一年が経った。パネルの前にトウモロコシを植えたら、そんなもの発電の邪魔だからどかしなさいと旦那に叱られて、隅に移動したので生育は遅れたが、なんとか無事収穫できた。半分はアリに食べられてしまって、粒が揃っているものは少ししか無かったけど、初めての農業体験で楽しかった。
6月頃植えたトマトももうすぐ赤くなりそう。虫に食べられるのと収穫、どちらが早いでしょうか。
発電は、晴天に恵まれて、予想以上。1日400kwh発電することもある。猛暑日が8日も続き、あまり暑いと発電が落ちるが、雨よりはいい。
この辺りは鳥が多く、パネルがフンだらけになる。
旦那は、沢山のスズメがパネルの上をすべって遊んでいるのを見て、可愛いけど困ったようだ😓。 他にも白鷺、アイガモ、セキレイ、カラス、ヒヨドリと、いろいろな鳥がいる。

周りは黄金色の稲穂が垂れて、もうすぐ稲刈りのようだ。

千葉で二ヶ所目の70kwの発電所は4月に連係したが、南が道路なので、日当たりがよく、良く発電する。しかし雑草の成育が早く、電動の草刈機では追いつかない。
そこでコメリでついにガソリンの草刈機を買った。見事に刈れるが、あまりの威力に、旦那が誤ってモニターカメラの線まで刈ってしまった。かなり落ち込んでいたが、何とか復旧した。
こちらの発電所には水道がない。前がバス通りなので、水道を引くと60万円かかるというので、雨水タンクを設置した。パネルの上の雨水を樋で受けて、タンクに溜めて、小さな菜園や、植栽に水をあげようと思って5月に設置した。水がタンクいっぱいに溜まって、梅雨が明けても安心だなと思っていた。ところがちょうど梅雨が明けた週に、タンクが盗まれてしまった。タンクの水を抜いて、車に積んで明け方運ぶのを近所の人が目撃していた。
いろんなことがある。

川内原発本日再稼働の忘備録

今日鹿児島県川内原発1号機89万ワットが起動した。
太陽光発電設備の累積導入量は2015年で約30GWp(3000万KWp)
一日中発電するわけではないので、割引くとしても、
現実には2015年までに日本全国に設置された太陽光ソーラー発電設備の発電容量は、累積で30GWp=3千万KWpに達しており、夏場の日本の昼間電力不足を補っている。夏の昼間に限ると太陽光発電量は原子力発電所15基のフル稼働発電量に匹敵する。川内原発なら35基分の計算になる。
今までは昼間のピーク時をしのぐために揚水発電が使われることがあったが、
今後昼間の電力が余るようになれば、揚水発電を夜間使用すれば、巨大な蓄電池と同じ役割を果たす。
来年2016年4月から電力小売完全自由化になれば、太陽光発電を中心としたエネルギーを売っている会社の方が、原発使用の電力会社よりイメージが良いので、多少高くても企業イメージのために選択する会社も増えてくるだろう。
単に水を沸騰させて水蒸気でタービンを回すだけの古い技術の原発にこだわっているうちに環境重視の世界潮流から置いていかれるかも。タービンを回したあとの熱は海に放出するので、付近の海水の温度が7度も上昇する。二酸化炭素を排出しないから、地球温暖化防止になるといっても、海水の温度を上げては、むしろ温暖化の原因となっている。
深層海流の流れが止まり、温暖化対策は今やらないといけないのに。

2015-03-07

ひび割れた手足や唇にワセリンが効きます

薬局で200円ちょっとで売っている白色ワセリンは ひび割れに良く効きます。リップやかかとなどガサガサしているところに塗ると しっとりします。
いろいろ高い塗り薬を試したけれど 全くテレビで 宣伝しないものが 一番効果があるなんて テレビでは言えませんよね。(^∇^)
http://twitter.com/Nine_Hamsters/status/574018156160647168/photo/1



太陽光を作物と太陽光発電でシェアーする ソーラーシェアリング

2014年 7月6日、静岡県伊豆の国市で、浅賀さんの畑でソーラーシェアリングがお披露目されました。
静岡テレビのも取材に来ていて、市民共同発電所のメンバーが、興味深く質問していました。 この畑では、里芋畑の上で太陽光発電をしています。なんだかパネルのある方の畑の里芋の方が、ない方の畑より生育がいい。おばあが、里芋なら少々陰った方が育つだろうと提案したのだそうだ。
農地で太陽光発電するには収量が以前の8割をキープしないといけないのだが、里芋ならいけそうですね。秋の収穫が楽しみです。っていうか、これは去年のはなしで、去年の秋は自分の発電所建設で忙しく、買いに行きそびれてしまった。

これを作ったのは発電マン
私も水色のシャツを着て一瞬写っている。

http://youtu.be/RRM2ehfPcvc
ソーラーDVD
浅賀さんのサイトはこちら。
http://www.smartlife2013.jp/camoany.html

風力発電は鳥が犠牲になるから環境に良くない・・・というのは本当か?

2015年2月25日 東京ビッグサイトで行われた 太陽光、風力発電などの展示会スマートエネルギーウイークで、風力発電のセミナーに参加して見ました。
すでに出力合計400メガワットの風力発電を持つJパワーの役員が、風力発電の現状について説明していました。私が気になったのはバードストライクについてですが、運用してみると、鳥は風車をよけて飛んで行くので、ほとんど鳥の被害はなかったとのことです。

風力発電の問題は、直径50メートルを超える風車の風切り音による騒音で、別荘地の住民からクレームが出ている例があります。 又高さがあるので、避雷針があっても
雷の被害でタービンが火事になる場合があります。何しろ高額なので、一基被害を受けると修理費も高い。小さな3KW程度のの風車であっても今は200万から300万円します。

ヨーロッパではイギリス沖など、洋上(オフショア)風力発電が増えています。Siemensは洋上発電メーカーとしては世界一で、巨大な船が、これまた巨大な軸に、巨大な羽を、きっちり組み立てているビデオを見て、日本でも風が吹くところには増えて行くのではないかと思います。
ちょっと思ったのは、風車のうえに、鳥が休める場所があったら、喜ぶだろうな。
今なら風力発電エネルギーは、1キロワット55円とかなり高い金額で電力会社に買ってもらえる。



ドイツは原発を減らしたのでフランスから電気を購入する量が増えた・・・というのは本当か?

ドレスデン情報ファイルより
ドイツの電力市場は自由化されており、物理的にもヨーロッパの広域をカバーする電力輸送調整連盟(UCTE)と呼ばれる電力連結網に組み込まれている。多数の国が広域の電力連結網に参加することによって実質的にひとつの大きな電力市場が構成され、国によって相違する発電や需要の変動に対して互いに補完し合い、安定した電力供給を行う体制がとられている。

一般の商品のように保存、在庫ができない電力は絶えず変動する需要に合わせて、過不足のないよう臨機応変に供給していかなければならない。ドイツの電力市場は送電事業会社毎に4つの地域に分けられていて、各地域においてはそれぞれの送電事業会社が需要に見合った安定した電力供給に努める任務を負っている。各送電事業会社は自分の地域内で過不足が生じた場合は他の送電事業会社との間で融通しあって調整している。しかし、国内で調整しきれない場合もあり、その分は周辺国との間で調整されることになり、一般にはこれが周辺国との輸出入となる。
(2) 原発の半分を停止して以降、輸出がむしろ拡大
ドイツの電力輸出入(1990-2013)ドイツにおける周辺国との間の電力の流れは左のように推移しており、2003年以降は常に外国への流出(輸出)が外国からの流入(輸入)を上回っている。
17基あった原子力発電所のうち8基が停止された2011年は周辺国からの輸入が増加し、輸出入の差が一時縮まった。しかし、2012年以降は輸出入の差が大きく広がっている。
国内発電量に対する割合は輸出で11.4%、輸入では6.2%であった(2013年)。

データ出所:Arbeitsgemeinschaft Energiebilanzen, Stromerzeugung in Deutschland von 1990 bis 2013 nach Energietraegern (2013年は暫定値)
(3) 季節で変動する輸出入
ドイツの夏はしのぎやすく、冷房を使う家庭がほとんどないことなどから、夏の間は電力需要が低下する。このため、点検整備に入る発電所が多く、基本的な電力供給が低下するため、周辺国からの輸入が増加する傾向にある。冬は電力の需要が増加し、発電所の基本的な電力供給力が高められるが、暖房は石油や石炭が中心で、夜間や休日には余力が生じるため、輸出が増加する傾向がある。(フランスでは原子力を推進する過程で暖房に電力が多く用いられるようになった。)
しかし、この1~2年は以前と比べると夏期の輸出が増加する一方、輸入が減少し、パターンに変化がみられる。太陽光発電等の拡大で、夏場も電力供給があまり減少しないためとみられる。天候による面もあるので、この傾向が続くかはわからない。
ドイツ、2010年の月別電力輸出入   
 データ出所:連邦統計庁貿易統計(GENESIS ON LINE)、2013年、2014年は速報値。
(4) 国別輸出入: オランダ向け輸出が増加し、フランスからの輸入が減少する傾向
周辺国との関係をみると、ドイツはフランス、チェコ、スウェーデンに対して受け入れ超過となっており、オランダ、オーストリア、スイス、デンマーク、ポーランド、ルクセンブルクに対して供給超過となっている(2013年)。フランスからの輸入は2011年に大きく増加したが、その後は減少傾向にある。
ドイツはスイス、オーストリアに対して余剰電力を揚水発電のための復水用電力などを供給しているほか、両国に対するフランスおよびチェコのからの電力供給の経由地にもなっている。
しかし、貿易統計では輸出、輸入のいずれも第3国経由の取引は明示されていない。貿易統計では一般の商品は原産国、消費国で分類されるが、電力はそうした分類が不可能であるため、国境を接する国ないしは送電線で直接結ばれている国との間を往来する電力が計上されているとみられる。デンマークおよびスウェーデンとの間は海底ケーブルで結ばれている。
ドイツ、国別電力輸出入(2013年)
  データ出所:連邦統計庁貿易統計(GENESIS ON LINE)、速報値
(5) 各国との間の取引価格
相手国輸出輸入
デンマーク5.435.40
フランス5.385.01
ルクセンブルク5.57.
オランダ5.715.49
オーストリア5.735.66
ポーランド5.415.09
スウェーデン4.244.35
チェコ6.065.50
スイス4.875.18
ドイツの電力市場は自由化されていて、ライプツィヒにあるヨーロッパ電力取引所(European Electricity Exchange=EEX)で決まる価格が国内の電力取引全般に対して標準的な価格となる。
EEXはパリにある関連会社EPEXと連携しており、そこでフランス、スイス、オーストリアとの間の取引が取り扱われる。EPEXはさらにオランダの取引所とも連携するなど、国際的な取引ネットワークが形成されている。

ブラッドオレンジの実が初めてなった

 11月26日土曜日 雨時々晴 この時期にしては暖かい午後、3週間ぶりに畑で見回りしていたら、3年前に植えたブラッドオレンジに実が付いていました。 袖ヶ浦市の冬はマイナス7度にもなる寒さと強風で一時は枯れかかったのですが、近くの知り合いの竹やぶから竹を切って、風よけになんちゃって...