ラクサは、シンガポールの屋台料理
常夏の国シンガポールでは、スパイスのきいた料理が人気です。
ラクサはマレーシアと中華系の人の文化、ババ・ニョンニャの伝統的な食べ物で、ブラチャンという固形のエビだしに、チリ、しょうが、レモングラス、ココナッツが入ったスープに、米の麺(ビーフン)が入り、トッピングはエビや貝、油揚げ、ゆで卵、わけぎなどが入っています。
シンガポールに住んでいたので、久々ラクサが食べられると、はじめて富士そばにはいってみました。 中には男性客が多く、女性には入りにくいので、タッパーウエアを持参して、ラクサを入れてもらえるかどうか聞いたところ、OKだったので、注文しました。
それを、神谷町のお寺カフェにもっていって、霊園と庭を見ながらいただきました。
富士そばのラクサそのお味は・・・・少しカレーとココナッツ風味のそばでした。つるっとしたコメの麺ではなく、ざらざらしたそばでした。パクチーが入っていますが、日本人になじみやすい味になっていました。チキンと厚揚げとカニ蒲鉾で、たんぱく質もたっぷりとれます。思っていたラクサではありませんでしたが、コロナで海外に行けない今、680円で東南アジアの香りをマイルドにして駅前で味わえるのはありがたいことだと思います。また、タッパーウエアの容器にいれていただけたことにも感謝いたします。
貝のトッピングをすすめられるのですが、おなかを壊すのがこわくて、断っていました。
真っ赤な唐辛子の色のスープが激辛で、いつもスープを飲み干すことはできませんでした。
日本人には富士そばのマイルドなスパイシーさがちょうどいいのかもしれません。
シンガポールで代表的な食べ物といえば海南鶏飯、チキンライスです。
塩やスパイスをまぶした鶏肉を、パンダンリーフや、しょうが、レモングラス、ネギといっしょにゆでて、そのゆで汁で、長いお米のフレグランスライスを炊いたうえに、ゆでたチキンをスライスして、ゴマ油、しょうゆ、チリソースにパクチー、キュウリを添えていただきます。
いちおしのシンガポールローカル屋台、というかマレーシアの食べ物ですが、ミーレブというのがありまして、コメの麺が、チリやエビだしのきいた汁にはいっていて、ライムをかけていただきます。とろみのあるスープとたっぷりゆで卵がよくあいます。
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