2014-11-29

耐震補強とオリンピック

会社で最近古い鉄筋コンクリートのマンションを一棟購入することになりました。
しかし一階がピロティーの駐車場なので、壁が少なく、地震で倒壊しないか、ドキドキです。
建て替えるのは、多額の費用がかかるし、今の居住者に退去してもらうのにも時間と費用がかかります。
そこで耐震改修を探していたら、SRFという工法があるそうです。これは柱をテーピングで補強するというもので、費用も比較的安く、一週間とかで簡単にできるとか。
最初はよく古い小学校にある、鉄のブレースや、柱に鉄を巻き付けることを考えてましたが、3.11でブレースが教室に倒れこんで、使えなくなった学校の写真を見て、考え直しました。 耐震基準が厳しくなった昭和57年以前に建てられた小学校、中学校は沢山ありますが、建て替えようにも入札に応じる業者がいないという事態になっています。
3.11のあと、南海トラフ大震災にそなえて、災害に強い街づくりに力を入れなくてはならない時に、オリンピックの話を持ち出した石原慎太郎には、あきれます。
そうでなくても東北復興需要で、資材も人件費も高騰しているのに、これでは小学校の建て替えができません。可愛い子供達の命を犠牲にしても、オリンピック誘致すべきだったのでしょうか。
そんな政治家の下したひどい判断の後でも、子供達の命を守らなくてはなりません。
SRFの耐震補強がうまくいったら、学校関係者にも教えてあげたいと思います。
ちなみに仙台でこの補強をした古い商業ビルが、建物に3.11の震災の被害がなかったので、すぐに物資の配給場所などとして活躍したそうです。 

2014-11-24

シカゴのクールな風力発電レストラン


2014年10月12日、シカゴ出張の最終日、折しもシカゴマラソンと重なったので、ダウンタウンを避けて空港のそばのホテルに泊まりました。 モーテルなのでレストランがなく、夜お腹がすいていたので、ホテルと提携している、送迎車が来るザ グレード エスケープというレストランに行きました。
一緒に送迎車を待っていた老夫婦と、送迎車に乗って、レストランに着くと、風車が見えました。飾りかな、と思いながら、老夫婦と同じテーブルで、楽しく食事をして、エボラ熱の薬で盛り上がったあと、来た時と同じ若いお兄ちゃんに送ってもらいました。老夫婦がお兄ちゃんに話しかけるとー兄貴や姉もここでバイトをしていて、彼らが辞めたから、代わりに送迎や出前を手伝っているんだ。ここの店長はすごいクールな人で、ここの風車は店の80%の電気をまかなってる。2年前シカゴで停電があった時、ここだけ電気は使えたんだ。ミシガン湖からいつも風が吹いて来るから、風がなくて風車が止まることはないね。ただ強風すぎると風車が壊れるから止めることがある。めったにないけど。
今はコミュニティーカレッジに通いながら、働いてるけど、大学に行って環境学を勉強したいと思ってる。ー
ボサボサの黒髪で、寒いのにTシャツ一枚のイケメンのお兄ちゃん、頑張って環境学を学んで欲しいと思いました。 空港のそばなので、市当局と何度も交渉しながら、最後は高さを低くして風車を完成させた、店のオーナーは、本当にクールです。

ザ グレード エスケープ のホームページです。風車も載ってます。
http://www.greatescaperestaurant.com

過疎地の限界集落に太陽光発電で活性化

http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=1255
丹波新聞より、兵庫県丹波市山王地区は住民の過半数が60歳以上という、限界集落で、700平米の土地に 195ワットの発電能力のあるパネルを216枚並べた。 設置費用は約1700万円。 発電量は年間4万4000キロワットで、 1キロワット40円で計算すると、 約180万円の収入となり、 約10年で投資を回収できる計算。2012年に完成

売電収益を村の運営に ソーラーパネル設置 丹波市春日町国領・山王自治会

2012年04月05日
 丹波市春日町国領地区内、 11軒の山王自治会 (細田睦自治会長) が、 竹田川沿いの土地 (約700平方メートル) に大型ソーラーパネルを設置した。 売電した収益を自治会の運営費にあてようという試み。 高齢化が進み、 1軒あたりで運営費を負担するにも限界が見えるなか、 住民からの発案で設置までこぎつけた。 自治会が設置するのは全国初という。
 195ワットの発電能力のあるパネルを216枚並べた。 設置費用は約1700万円。 発電量は年間4万4000キロワットで、 1キロワット40円で計算すると、 約180万円の収入となり、 約10年で投資を回収できる計算。 軌道に乗れば、 1軒あたりの運営費をなくす。
 これまでは1軒あたり月5000円 (年6万円) を負担しあって自治会を運営していた。 年金暮らしの世帯などには、 年6万円の負担は大きく、 後継者がおらず、 この5年で4軒減った現実もあった。 働き盛りの世代が少なく、 村を支えているのは60歳代が中心という。
 自治会の将来に不安を感じていた同自治会の細田泰宏さん (60) が、 自宅にソーラーパネルを設置したことからヒントを得て住民に提案。 自治会内で行われた河川改修の際に、 所有する土地を県に売り、 貯めていた資金を運用することにした。
 細田さんは、 「投資を不安視する声もあったが、 自治会にとっては夢と希望。 若い世代が守っていこうと思える、 住みよい村にしたいという思いを込めた」 と話している。
 

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     2009年まで34年間、篠山の国道沿いで食堂を開き、ドライバーら...
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     著者は丹波新聞社の東京駐在嘱託記者。各界で活躍する丹波出身者の...

二酸化炭素 Co2 を減らす方法

木を埋める
地球温暖化や、気候変動は、二酸化炭素が増えて、温室のように地球を被膜しているせいだと言われています。このままでは、南極の氷が溶けて、海水面が上昇し、海抜の低い地域は水没してしまいます。日本でも震災による地盤沈下と、津波の影響を受けた東北の沿岸部では、満潮時道路が水没するので、かさ上げしている地域もあります。
又、海水に溶け込んだ二酸化炭素は、さらに海水を膨張させ、海水面が上昇します。
 温度が上昇すると、海面から水蒸気がたくさん蒸発して、巨大な雨雲となり、強力な台風や、異常な降雨をもたらします。 かつては深層海流という、冷たい海流が遠くまでまわりこみ、海の温度を調節していたのですが、温暖化で、海水温が上がってしまい、この深層海流が止まってしまったので、降水量や温度が極端になったのです。

それでは二酸化炭素は、どうやったら減らせるのか。
二酸化炭素は、石油、石炭などの化石燃料を燃やすことで空気中に放出されます。
化石燃料は、何万年も前に地中に埋まっていた植物が変化してできたものです。
それなら、又植物に戻せば良いのです。
植物は昼間の間、光合成で二酸化炭素を吸収してくれます。森林破壊をやめて、保存し、さらに間伐材を燃焼させず、住宅や家具に利用したり、木材のまま、保存すれば、空気中の二酸化炭素は、木材の中に封じ込めることができます。
高温多湿のところでは、植物の成長が早く、木材でも、雑草でも、乾燥した地域に持って行けば、腐らずに長い間二酸化炭素を閉じ込めることができるでしょう。
もしかしたら、砂漠化してしまった地域に緑が戻るかもしれません。
乾燥した地域では、木材を見つけたら、すぐに薪にしてしまうかもしれないので、柵が要りますね。
森林は二酸化炭素を吸収してくれる大切な宝物ですから、太陽光発電のために、ブルドーザーで森を削ってしまうのは、本末転倒です。
地中に二酸化炭素を埋めることを推奨している人がいますが、高濃度の二酸化炭素を人間が吸うと死んでしまうので、地震でその二酸化炭素が地表に放出されたら、危険です。
木を埋めた場合には、そんな危険はありません。
植物を利用させていただいて出た二酸化炭素は、植物にお返しするのが自然だと思います。






ブラッドオレンジの実が初めてなった

 11月26日土曜日 雨時々晴 この時期にしては暖かい午後、3週間ぶりに畑で見回りしていたら、3年前に植えたブラッドオレンジに実が付いていました。 袖ヶ浦市の冬はマイナス7度にもなる寒さと強風で一時は枯れかかったのですが、近くの知り合いの竹やぶから竹を切って、風よけになんちゃって...